約9分で読めます
AITuber 作り方 AITuber とは AIキャラ 作成 Live2D AI VRM AI AITuber 無料

AITuberの作り方|必要なものから無料で始める手順まで完全解説【2026年版】

AITuber(AIチューバー)は、配信者の代わりに AIが自分で考えて話すバーチャルキャラクター です。本記事では「何から始めればいいか分からない」という初心者でも迷わないよう、必要なもの → 2つの作り方 → 無料で始める具体手順 → つまずきポイント の順で解説します。

結論として、最短で動くAITuberを作りたいなら ノーコードツールでアバター・性格・知識を設定して公開する のが正解です。技術的な自由度を最大化したい人向けに、各ツールを自分で組み合わせる方法も後半で詳しく扱います。

AITuberの作り方2026年版の図解。AITuberの定義、必要な3要素、自前構築とノーコードの2ルート、ノーコードの3ステップを整理している。

AITuberとは?VTuberとの違い

AITuberとは、会話やリアクションをAI(大規模言語モデル=LLM)が自動生成するVTuberのことです。従来のVTuberは「中の人(演者)」がリアルタイムで喋りますが、AITuberは中の人がいなくてもAIが視聴者コメントに応答し、自律的に配信を続けられます。

項目VTuberAITuber
中身(会話)人間の演者AI(LLM)
稼働時間演者の活動時間に依存24時間自動応答が可能
コメント対応人が読んで反応AIが自動で読み取り・返答
主な用途配信・エンタメ配信・接客・受付・教育・キャラクターBot

なぜ今AITuberが注目されているのか

  • 24時間稼働:演者の拘束なしに配信・接客を継続できる。
  • コスト効率:1体作れば複数チャネル(配信・自社サイト・SNS)に展開できる。
  • 生成AIの進化:2023年以降のLLMの高性能化で、自然な会話・キャラクター性の維持が現実的になった。
  • 用途の拡大:エンタメ配信だけでなく、企業のWeb接客・AI受付・FAQ対応など、ビジネス活用が急増している。

AITuberに必要な3つの要素

AITuberは、次の 3つの要素 を組み合わせれば作れます。逆に言えば、この3つさえ揃えば形式は問いません。

① アバター(見た目)

キャラクターの「姿」です。代表的な形式は次の3つ。

  • Live2D(2D):イラストを動かす方式。表情・口パクが自然で、配信AITuberの主流。制作には Live2D Cubism を使う。
  • VRM(3D):3Dアバターの標準フォーマット。VRoid Studio で無料制作でき、3D空間で動かせる。
  • 3Dモデル(独自):BlenderやUnityで作るオリジナル3Dモデル。自由度は最大だが難易度も高い。

② AI(会話の頭脳=LLM)

AITuberの「中身」です。視聴者のコメントを理解し、キャラクターになりきって返答を生成します。

  • 代表的なLLM:Claude(Anthropic)/GPT(OpenAI)/Gemini(Google) など。
  • ここに ペルソナ(性格・口調・設定)ナレッジ(知識・FAQ) を与えることで、キャラクターらしさが決まります。

③ 連携・公開の仕組み

アバターとAIを「つなぎ」、視聴者やユーザーに届ける部分です。

  • 配信向け:YouTube Live等のコメント取得 → LLMで返答生成 → 音声合成(TTS)→ アバターの口パク・表情 → OBSで配信、という流れを組む。
  • Web向け:自社サイトやアプリにアバターAIを埋め込み、来訪者と対話させる(接客・受付用途)。

AITuberの作り方【2つのルート】

AITuberの作り方は、大きく2ルートあります。目的と技術レベルで選びましょう。

比較項目ルートA:自前で組み合わせるルートB:ノーコードツール
対象者エンジニア・上級者初心者・非エンジニア
自由度◎ 非常に高い○ ツールの範囲内
プログラミング必要(Python等)不要
構築期間の目安数日〜数週間数分〜数時間
費用の目安各APIの従量課金+制作工数無料〜月額(ツール依存)
向いている用途配信特化・独自カスタムWeb接客・受付・素早く試したい

※費用・期間はあくまで一般的な目安であり、構成や利用量により変動します。

ルートA:各ツールを自前で組み合わせる(上級者向け)

自由度を最大化したい・配信に深くこだわりたい人向け。必要なツール群の一例:

  • アバター制作:Live2D Cubism(2D)/ VRoid Studio(VRM・無料)
  • LLM:Claude / GPT / Gemini などのAPI
  • 音声合成(TTS):VOICEVOX(無料)/ にじボイス/ ElevenLabs など
  • 配信:OBS Studio(無料)+ YouTube Liveのコメント取得API
  • つなぎ込み:Python等で「コメント取得→LLM→TTS→アバター制御」を実装

メリットは完全な自由度。デメリットは プログラミングと各ツールの連携・保守が必要 で、初心者には負担が大きい点です。

ルートB:ノーコードツールで作る(初心者向け・最短)

プログラミング不要で、ブラウザ上の設定だけでAITuber/AIキャラクターを作る方法です。①アバター ②AI ③連携・公開がツール内で統合されているため、最短数分 で動くものが作れます。

特にWeb接客・AI受付・サイト埋め込み用途では、配信特化ツールより ノーコードのビジュアルAIエージェント基盤 が適しています。次章で、その具体的な手順を解説します。

ノーコードでAITuber/AIキャラを作る手順(3ステップ)

ここでは、ブラウザだけで2D/3DアバターAIを作れる vtkool を例に、最短手順を紹介します(ベータ期間中は無料)。考え方はほかのノーコードツールでも共通です。

STEP1. アバターを選ぶ/アップロードする

  • 用意されたテンプレートのキャラクターを選ぶか、自分の2D/3D(Live2D・VRM)アバターをアップロードします。
  • 表情やモーションを持つキャラクターに、これから「中身」を与えていきます。

STEP2. ペルソナとナレッジを設定する

  • ペルソナ:名前・性格・口調・キャラクター設定を入力。ここで「らしさ」が決まります。
  • ナレッジ:応答に使わせたい知識・FAQ・商品情報などを登録。AIはこの情報をもとに答えます。
  • 対話シナリオや禁止事項を決めておくと、配信・接客でブレない応答になります。

STEP3. 公開・埋め込みする

  • 完成したAIキャラクターを公開し、埋め込みコードを自社サイトやアプリに貼る だけで稼働します。
  • Web接客・AI受付として24時間来訪者と対話させたり、キャラクターBotとして展開できます。

AITuber制作でよくあるつまずきと対策

  • キャラがブレる/設定を忘れる → ペルソナとナレッジを具体的に書き、禁止事項も明文化する。
  • 会話が不自然・的外れ → ナレッジを充実させ、想定質問への回答例を登録する。
  • 配信のラグ・口パクのズレ(ルートA) → 処理の各段(コメント取得→LLM→TTS→アバター)の遅延を分解して調整。まずノーコードで挙動を掴んでから自前実装に進むと失敗が減る。
  • コストが読めない → LLMやTTSの従量課金は利用量に比例。小さく始めて使用量を見ながらスケールする。
  • 何から作ればいいか分からない → まずノーコードで「動くAITuber」を1体公開し、必要に応じてルートAへ拡張する。

よくある質問(FAQ)

Q. AITuberは無料で作れますか?

A. 作れます。VRoid Studio(アバター)やVOICEVOX(音声)など無料ツールを組み合わせる方法のほか、vtkoolのようにベータ期間中無料で使えるノーコードツールもあります。ただしLLMのAPIなど一部は利用量に応じた費用が発生する場合があります。

Q. プログラミングの知識は必要ですか?

A. ルートB(ノーコードツール)なら不要です。アバター・性格・知識を画面上で設定するだけで作れます。ルートA(自前で組み合わせる)はPython等の実装知識が必要です。

Q. AITuberとVTuberの違いは?

A. VTuberは人間の演者が喋るのに対し、AITuberは会話やリアクションをAI(LLM)が自動生成します。そのため24時間の自動応答や、コメントへの自動返答が可能です。

Q. AITuberは配信以外にも使えますか?

A. はい。Web接客・AI受付・FAQ対応・キャラクターBotなど、企業のサイト埋め込み用途でも広く使われています。むしろ近年はこのビジネス活用が伸びています。

Q. Live2DとVRM(3D)はどちらがおすすめ?

A. 表情豊かな2D配信を重視するならLive2D、3D空間での動きやVR/メタバース展開を見据えるならVRMが向いています。ノーコードツールなら両対応のものを選ぶと後から切り替えやすいです。

まとめ

  • AITuber=AIが中身を担うVTuber。必要なのは ①アバター ②AI(LLM) ③連携・公開の3要素。
  • 作り方は 「自前で組み合わせる(自由度重視・要プログラミング)」「ノーコードで作る(最短・無料で開始)」 の2ルート。
  • 初心者は ノーコードで1体公開 → 必要に応じて拡張 が失敗しない最短ルート。

ブラウザだけで2D/3DアバターAIを作り、サイトにそのまま公開できる vtkool なら、登録から公開まで最短数分。配信だけでなくWeb接客・AI受付にも使えます。

👉 vtkoolでAITuberを無料で作ってみる

この記事について(運営者情報)

本記事は、ビジュアルAIエージェント開発プラットフォーム「vtkool」を運営する GeeXai の編集部が、2D/3DアバターAIの開発・提供で得た実装知見をもとに執筆・監修しています。AIエージェント/アバターAIの最新動向と実装ノウハウを発信しています。

この記事について

本記事は、AIキャラクターWeb接客ツール「Vtkool」を運営する GeeXai の編集部が、2D/3DアバターAIの開発・提供で得た実装知見をもとに執筆・監修しています。

執筆: vtkool編集部(GeeXai) / 監修: GeeXai AIエージェント開発チーム